第5回 つるかめ算応用(速さと濃度)

次の問いに答えなさい。

(1) とし子さんは家から公園まで行くのに、途中の郵便局までは分速60mの速さで歩き、
そこから分速90mの速さに変えて公園まで歩いたところ、全部で17分かかりました。
家から公園までの道のりは1,170mです。分速60mの速さで歩いたのは何分間ですか。

(2) 5%の食塩水を150gと8%の食塩水を何gか混ぜたところ、7%の食塩水ができました。8%の食塩水を何g混ぜましたか。

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(1)の答え : 12分間

分速60mで□分、分速90mで△分歩いたとすると、全体の歩いた道のりは、下の図の面積図で表される。

この面積図を下の図のように分けると、斜線部分の道のりは60m/分×17分で1,020mになる。
全体の歩いた道のりは1,170mだから、 部分の道のりは1,170−1,020で150mになる。

下の図のように 部分の縦は90−60の30m/分、横は△分間を表すから、分速90mで歩いた時間△分は150m÷30m/分で5分になる。
家から公園までは17分かかったから、分速60mで歩いた時間は17−5で12分間になる。

(2)の答え : 300g

下の図のように、5%の食塩水を150gと8%の食塩水を□g混ぜると、食塩の重さは二つ目の面積図で表される。

また、このときの食塩水の濃度0.07は、面積図の縦で表される。

上の二つの図を比べたとき、全体の食塩の重さは同じだから、二つ目の図の[ア]と[イ]の食塩の重さは等しいといえる。

上の図の[ア]の縦は0.07−0.05の0.02、横は150gを表すから、[ア]の食塩の重さは150g×0.02で3gになる。

[イ]の縦は0.08−0.07の0.01だから、8%の食塩水は3g÷0.01で300gになる。

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