第15回 濃度と比

次の□にあてはまる数を入れなさい。

(1) 濃さが8%の食塩水が640gあります。この食塩水から□gくみ出したあと、それと同じ量の水を加えると、濃さは5%になります。

(2) ある容器に10%の食塩水が200g入っていましたが、その容器の食塩水をあやまってこぼしました。そこで、7%の食塩水をこぼした量□gだけ加えてもとの量にすると、食塩の濃度は9.4%になりました

解答解説はこちら

(1)の答え : 240g

何gかくみ出したあとの食塩水と、水を加えたあとにできた食塩水にそれぞれとけている食塩の重さを面積図に表し、下の図のように重ねて表すと、2つの食塩の重さは同じだから、[ア]と[イ]の面積は等しいといえる。

[ア]と[イ]の縦の比は、下の図のように(8−5)%:5%=3:5、横の比は縦の比の逆比に等しく、=5:3になる。

食塩水全体の重さは640gだから、加えた水の重さは640×で240gになる。

(2)の答え :40g

何gかこぼしたあとに残った10%の食塩水と、同じ重さの7%の食塩水にとけている食塩の重さを面積図に表すと、下の図のようになる。

また、これを混ぜてできた9.4%の食塩水にとけている食塩の重さは下の図のような面積図で表すことができる。下の図で、全体の食塩の重さは同じだから、[ア]と[イ]の面積は等しいといえる。

[ア]と[イ]の縦の比は、下の図のように(10−9.4)%:(9.4−7)%=1:4だから、横の比は縦の比の逆比に等しく、1:=4:1になる。

食塩水全体の重さは200gだから、こぼした食塩水の重さは200×で40gになる。

ページTOPへ戻る / MUNEへ戻る