次の問いに答えなさい。
(1) もと子さんは、算数、国語、理科、社会のテストの点数をくらべました。理科は国語より低く、算数は社会より高く、国語は算数より低く、社会は国語より高かったそうです。
4つのテストを点数の高い順にならべなさい。
(2) 4つの重さのちがう石、A、B、C、Dがあります。いちばん重いのはBではなく、2番目に重いのはCではなく、BとDの重さは2番目でも3番目でもありません。
このとき、4つの石を重さの重い順にならべなさい。
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(1)の答え : 算数、社会、国語、理科
大小をくらべる問題では、線分図をかいて調べるとわかりやすい。
[1] 理科が国語より低いことを線分図に表すと、上の図のようになる。
[2] 算数が社会より高いことからは、[1]で線分図に表した理科、国語との関係がわからないので線分図は後にまわす。
[3] 国語が算数より低いことを線分図に表すと、下の図のようになる。
[4] 社会が国語より高いときは、下の図のように社会が算数より高い場合と社会が算数より低い場合の2通り考えられる。そこで[2]をみると、算数が社会より高いとあるので、右の線分図が正しいことがわかり、いちばん高いのは算数、次は社会、国語、理科、の順だとわかる。
(2)の答え : D、A、C、B
このような問題では、表をつくり、あてはまるところに○、あてはまらないところに×を入れていくとわかりやすい。
この問題から表をつくると、下の左の図のようになる。
上の左の図より、Bは1番目でも2番目でも3番目でもないので、4番目になる。また、2番目はBでもCでもDでもないのでAになる。これを表に入れると上の右の図のようになる。
次に、○の入った列で空いているところはすべて×が入るので、下の左の図のようになる。
上の左の図から、Dは1番目でCは3番目だとわかり、これを表に入れると、上の右の図のようになる。